ベーシックセーフティーキャンプ
雪崩に関する包括的な内容をカバーした2日間の入門雪上講習会を開催します。実際に山岳フィールドを移動しつつ、雪崩地形の識別やグループマネジメントの方法、不安定な積雪状態の把握、そして捜索救助の訓練などを行います。一般ユーザーが「可能なこと」「必要なこと」「重要なこと」などを十分に検討した上で標準化されたプログラムです。2日間の日程で、座学とフィールド実習がバランス良く構成されており、雪山での登山や滑走の入門者から、基礎事項を再確認したい経験者の復習の場としてもご利用頂けます。
※講習会終了後、JANから終了証が発行されます。
詳しい講習内容は、日本雪崩ネットワークのページをご覧ください。
公募日程は下記となります。
2025年12月30日(火)12月31日(水) 2日間
宿泊希望者は男女別相部屋にて宿泊可能です。直接ロッジカナダまでお申し込みください。
宿泊者以外の方も、1日目の昼食をロッジカナダで注文可能です。
【目 的】
雪崩地形を認識できること
雪崩斜面を避けつつ、基本的な雪崩地形を安全に移動できること
雪崩地形でのルート選択には十分な訓練と経験が必要であるを理解すること
積雪の不安定性を捉えるための基礎を理解すること
雪崩ハザード評価は複合的であり、十分な訓練と経験の必要性を理解すること
「雪崩情報」の適切な利用の仕方を理解すること
「雪の掲示板」の適切な利用の仕方を理解すること
雪崩対策に必要な装備と、それらの使用について理解すること
雪崩事故は、重大な結末になることを理解すること
仲間が雪崩に遭った際、捜索と救助が実行できること
いかにして安全に経験を積むかを知ること
判断には人的要因が係わっていることを認識すること
【対 象】バックカントリー・スキーヤー&スノーボーダー&テレマーカー
【内 容】
講習会は、入門者向きの「ベーシック・セイフティキャンプ=BSC」です。雪崩現象や地形、グループマネジメント、そして捜索救助など、雪崩安全対策に係わる包括的な内容を網羅しています。
1日目:座学とフィールド
雪崩現象と留意すべき雪崩
雪崩地形の識別
雪崩情報と積雪不安定性
状況認知
リスク軽減行動
事故統計と事例
計画の立案
積雪観察等(フィールド)
2日目:フィールド
重要データの観察
状況認知と行動判断
グループマネジメント
捜索救助
【特 徴】
セイフティキャンプは、JANが進める総合的な雪崩安全対策の一つとしてプログラムが作られていますので、受講後に参加者が「雪崩情報」や「雪の掲示板」などJANのリソースを有効に活用するための内容が組み込まれています。
また、JANプロフェッショナルメンバーのプロバイダーによるセイフティキャンプの内容はJAN主催のものと同じです。
【装 備】
通常のBCツアーの装備や服装、行動食などが必要です。
筆記用具
【会場・場所】1日目(フィールド&座学) 白馬乗鞍スキー場 ロッジカナダ
2日目(フィールド)白馬エリア
【募 集】8名
【講 師】JANプロフェッショナルメンバー 古瀬和哉
【講習料】27,000円(講習料・会場使用料等経費・)
宿泊・交通・講習中のリフト代金は別途各自でご精算ください。
雪崩講習会講師
日本雪崩ネットワーク プロフェッショナルメンバー
古瀬和哉




